すみっこ。

この世界のすみっこにはこんな生き物がいる

あまりにも

今日で死んだ彼氏が亡くなってから半年でした。
(今の彼氏と区別するために「死んだ」をつけます)

一緒にいた時間は1年間で、その半分が過ぎてしまったことになります。
別になにか書くことがあるわけじゃないけど、わざわざ友達に話すことでもないし、でも何もなく終わらせることができない日だなと思うので、ブログを書きます。

あの日から何もかも変わってしまって、彼が死んだ日からちょうど1ヶ月後くらいにわたしもODを、自殺未遂みたいなことをしたりして、でもこうして生きています。
正直すぐ死ぬんだろうなと思っていました。
棺に入れた封筒に、二人で写った写真を入れておいたので。
迎えにきてくれるかなーって。
まあでもそんなこともなく。
彼は「人は死んだら無になる」と書き残していたので、彼がそう思うなら迎えに来るとか化けて出るとか、これから先もないのかなーとも思いますが。
彼が遺書を残していなくなったアパートの部屋を引き払って、仕事も変わって、なんだかんだで彼氏もできて(言い方が悪い)。
彼がいた時とはまるで違う生活をしています。

それが不思議で仕方なくて。
なんでこんな状態で生きてるんだろうって。
先述したように付き合ったのはたった1年だけど、この人以上の相手はいないと思ったし、彼もたぶんそう思ってたし、絶対結婚すると思ってたし、もうこの際結婚とか抜きでずっと一緒にいられればいいや、ってくらい大事な人でした。
一番の願いは、彼とずっと一緒にいることだった。

でもそれってもう絶対叶わない。
もちろん今の彼氏だって大切だけど。
そういうことじゃなくてさ。
誰かの代わりなんていないじゃないですか。
あの人と一緒に行ったところ、一緒に食べたもの、一緒にみた映画、一緒にやったゲーム、その思い出はもうわたしの中にしかなくて、懐かしいねって語り合う相手はもういないわけで。
いつかどっかの遊園地に行った時めちゃくちゃ大雨で、またリベンジしに来よ!って言ったのだってやってないし。
貸してくれたゲーム、色々聞きながらやってたのにもうあなたには聞けないし。

なんかもうね、どうしようもないのはわかってるんです。
時間が押し流してくれるかな。
一生忘れることもないし、一生抱えてくことになるのもわかってるけど。
いつかこの苦しみが少しでも軽くなる日が来るのかな。